2019年5月16日

芭蕉、旅立つ日。

【広報担当のつぶやき】

5月16日。1689年(元禄2年)のこの日、 松尾芭蕉が弟子の河合曾良とともに『おくのほそ道』の旅に出発したとされているそうです。

芭蕉といえば、俳聖と呼ばれ、どこか権威的なイメージもあります。が、私なんかが好きなのは、「蚤虱馬の尿する枕もと」という句。旅の宿を探しあぐねて、泊まった先が馬小屋。眠ろうにも、蚤(のみ)や虱(しらみ)に悩まされ、挙句の果てに馬のおしっこが枕元に…という旅の艱難を詠んだ句と言われてますが、実際は下の下の情景を嘆いているふうで、じつはそのくらいの扱いのほうがリラックスできてよい…ということではないかと言われているようです。これが風流…というものかもしれません。

ところで、この尿というのは、シトと読むものだと思っていましたが、バリという説も有力なようで、そちらは詳しい方に聞いてみたいものですね。

こちらの画像は、横井金谷(1761 – 1832)の描いた俳画。素朴ながらも、とっても味があると思いませんか? こういった絵が描けるのは、技術というより、心持ちのような気もします。大泉カルチャースクールの「俳画・はがき絵」講座で、俳画の奥深さをマスターしてみませんか?

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